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リハビリで靴を脱いで移動すること多い問題

2019年4月11日

オープンドキドキいたしました~(*^-^*)

 

リハビリで靴を脱いで移動すること多い(と思っている)問題

 

高齢者の方がリハビリ・機能訓練などを行う際、

足元が不安定にもかかわらず、

『靴を脱いでの移動が多いから』と、

スリッポンタイプの靴を履いている方が多いです。

 

あるケースワーカーさんから

「Hさんの靴を一度みてもらって、どういう靴がよいか相談したい」との相談。

 

ケアマネさんも、ワーカーさんも

「危ないから、きちんとした靴をしっかり履くように。

と、Hさんにいっているのですが。

専門の方に見てもらいたい。」とのこと。

↑そう言ってくれる方が周りにいることがまず

ありがたいことです。

 

「履いてる靴、履いてない靴、家にある靴を全部持ってきてください。」と伝えました。

 

・履いてきた靴 フニャフニャスリッポン。

 ベルトなど留め具無し

・持ってきた靴① ひものスニーカー

・持ってきた靴② サイドファスナーのひも靴

 

足と靴のサイズは問題なし。

 

まずは体感。ひものスニーカーをきちんとしめてあげて

歩いてみる。

 

フィットして歩行は安定。

Hさんも「安心して歩ける。この靴で歩きたいわ~

との感想。

 

 

この次にネックになってくるのが

[ひもを結んで靴を履く]

という動作について。

 

ひもや留め具をしたほうがいいと

わかっているけど、そのままで靴を履く理由

その1 めんどくさい。

その2 時間がない。急いでいる。

その3 手指の巧緻性が低い。

その4 身体の状況で、靴を履く姿勢・体勢が困難。

 

だいたいこんなもんかな。

 

Hさんはどれなのか?

 

本人いわく、周りのペースを乱すこと、

次にリハビリを待っている人のことを気にして、

スポッと履ける靴をはいている。

 

そんなに履き替えが多いのか?、、、よくよく聞くと、

自転車こぎから

マッサージへの移動1回のみ。( ゚Д゚)

 

これは

その2 時間がない。急いでいる。

になるかな?

 

本人はひも靴がフィットしているから履きたいし、

こっちのほうが安定するからと言っているが、

上記のことがネックで靴をないがしろにしていること

が判明。

 

解決策として、

 

「気にしなくていいから、きちんと履いてほしい」と

周りが《気にしていない》ことを

(今までも、伝えてはいたけど。。)

そのつど声かけてみます。

とワーカーさん。

ワーカーさんもリハビリをお手伝いしているんですって♪

 

さらに、

その4 身体の状況で、靴を履く姿勢・体勢が困難。

 

ケアマネさんからは、

Hさんはお身体の状況で、深く下に頭をさげるのは禁忌。

だそうで、

靴を履く体勢を整えるための設備

(といっても、適度な高さの椅子や、足置き台など)

がリハビリの部屋にあるかどうかを確認してもらいました。

 

いろいろ検討した結果、

ひもを結ぶのは、少し体勢がしんどいので、

サイドファスナーのひも靴で

ファスナーの上げ下げだけは

椅子に腰かけて、きちんとするようにしましょう。

という結果になりました。

 

これって 以前のブログ「排泄とフットケア」の中の、

「動作のどこができないか考える」じゃないですか?

 

靴も、使用環境・使用時間や使用状況など

人それぞれ違います。

今回、Hさんだけでなく

ワーカーさんとケアマネさんと話し合いをしたので、

より具体的な解決策の提示ができたように思います。

 

やっぱり多職種連携必要だなぁと感じました。

 

 

ご相談だけでもOK!です右矢印《フットチェックメニュー》

 

 

 

 

皆さんの足・爪・靴はいかがですか?

 

この機会に見直してみてくださいね!

 

 

今日も

お読みいただきありがとうございます(*^^*)

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